お金がない人は太っているって本当！？その理由とは

”お金がない人は太っている人に多い”という話を耳にすることがあります。

体型でお金を稼ぐ能力が変わることが本当にあるのでしょうか？

むしろ、お金持ちの人の方が、美味しいものを我慢せずに食べることができるし、会食やお付き合いなども多く、太りそうな生活をしていそうな気がしませんか？

なぜ、”お金がない人は太っている人に多い”と言われることがあるのか、今回はその理由についてまとめていこうと思います。

お金がない人は太っていると言われる理由

自己管理ができない

「太っている人は自己管理ができていない」というイメージは根強くあるようです。

自分の体型すらコントロールできない人間が、お金の流れをコントロールし、やりくりすることは難しいだろうと思われているのだと思います。

自分に甘い

「太ってしまうのは、食欲を我慢することができず、自分を甘やかしているからだ」

太っている人であれば一度は言われたことがあるセリフかもしれません。

食欲を我慢することができない人は、物欲などの他の欲も同じ用に我慢できず、つい自分を甘やかしてしまうと思われているのではないでしょうか。

意思が弱い

ダイエットに挑戦しても、続けることができない。

自分で決めたことを最後までやり通せない。

ダイエットをしたことがある人であれば、自分の意思との戦いがどれだけ難しいことか分かるのではないでしょうか。

継続ややり遂げることは、お金を稼ぐ上でも重要な能力です。

自分の意思に負け、痩せることができない人は、お金を稼ぐ上でも、すぐに諦めたり、投げ出したりすると思われてしまうのかもしれません。

だらしない

太っている人は、だらしない印象を持たれることが多いようです。

めんどくさいことや嫌なことは極力避け、だらだらと過ごしている人は、お金に対してもだらしないと思われてしまうのではないでしょうか。

お金がない人は太っている？

個人的には、体型とお金を稼ぐ能力は必ずしもイコールではないと思っています。

体型には、体質なども絡んできますし、一概にそうだとはいえないでしょう。

実際、太っている人はお金を稼ぐ能力がないのかといえば、そんなことはありません。

上記は、単なる、お金がない人と太っている人の共通点でしかないと思います。

では、なぜ ”お金がない人は太っている人に多い” と言われてしまうのか、考えてみましょう。

昔は、お金がない人は痩せていて、裕福な人は太っていました。

太っていることは、お金があることの象徴で、痩せている人よりも太っている人の方が美人としてモテる時代もあったんだとか。

この話だけを聞くと、お金持ちは太っているというイメージで、”お金がない人は太っている人に多い”とは真逆のように感じます。

「お金持ち＝太っている」から「お金がない人＝太っている」にイメージが変わったのは、太っている人がモテた時代と今では時代背景が全く違うからではないでしょうか。

お金がない人が痩せていた時代は、お金がないせいで食べることができませんでした。

食べ物が足りなければ、痩せ細ることはあっても太ることはありませんよね。

しかし、時代は変わり、食料の確保が容易になったことで、誰でも太れる時代になりました。

更に、健康意識が高まり、お金持ちのスリム化が進みます。

お金持ちの人は、自己管理能力も高く、意思も強い傾向がありますし、自分に厳しい人も多いので、ダイエットの成功率が高いというのは否めません。

痩せるという点では、財力でなんとかなる部分もありますし、お金持ちの人が痩せようと思えば、手段も多く、難しいことではないと思います。

こういう状況が”お金がない人は太っている人に多い”というイメージを確立してしまったのではないでしょうか。

痩せればお金持ちになれるのか

痩せればお金を稼ぐ能力が手に入るのでしょうか？

答えは、YESでもありNOでもあります。

先ほども言いましたが、個人的には、体型とお金を稼ぐ能力は必ずしもイコールではないと感じているからです。

しかし、怠惰に過ごしたことが理由で太ってしまった人が、自己管理能力を身につけ、意思の強さを持ち、自分に甘えず、やるべきことを継続し最後までやり抜く厳しさを身につければ、お金を稼ぐ能力は大幅に上がると思います。

大切なのは、痩せることではなく、マインド。

意識改革をすることです。

”お金がない人は太っている人に多い”と思われるのは、両者に共通するマインドがあるから。

であれば、お金持ちのマインドと共通点が多くなれば、お金を稼ぐ能力が上がる可能性も多くなると思いませんか？

太っているとお金がかかる

太っていても、マインド次第でお金を稼ぐ能力は身につくだろうというのが、私の本音です。

ですが、太っているせいで、痩せていれば必要のない出費をしてしまうことがあるのではないでしょうか。

お金を稼ぐための基本は、節約です。

投資金、機材、勉強代、資格取得費、開店資金など、人によって様々だとは思いますが、何をするにも多少の初期投資は必要になります。

今以上にお金を稼ごうと思っても、蓄えがなく二の足を踏んでしまい、先へ進めないというのはよくある話です。

お金持ちへの第一歩は節約から始まります。

稼ぐというステップの前に、蓄えることが必要です。

そうなると、太っていることが妨げになることは十分にありえます。

例えば、太っていると生活習慣病のリスクが高まり、余計な医療費がかかることもあるでしょう。

食事の量や間食が多い人は、食費も高くなると思います。

洋服も、普通サイズに比べて、大きいサイズは高めです。

そういう意味では、太っていると何かとお金がかかってしまい、お金が貯まらない原因のひとつになっているといえるでしょう。

まずは、その太っているせいで発生してしまう消費のお金をセーブして、ダイエットに取り組んでみるのもいいかもしれません。

ダイエットに本気で取り組むことで、意識改革も行うことができれば、一石二鳥です。

今回は、お金と体型の関連について考えてみました。

太っているからといって、お金を稼ぐ能力がないとは言いきれません。

ですが、消費の面では痩せている人よりお金がかかってしまうことは否めず、お金を蓄えることが難しいのではないかと思います。

また、怠惰な生活により太ってしまった人は、お金持ちとはかけ離れたマインドを持っていることが多く、意識改革をする必要があるのではないでしょうか。

特に、自己管理能力は、お金持ちになるためには必須ともいえる能力です。

現状を変えたいと思う人であれば、今までの自分のままではダメだということに気づけていると思います。

太っている自分が好きですか？

今の自分に満足していますか？

答えがYESであるならば、何も言うことはありません。

でも、もし、変わりたいと思っているのであれば、自己管理できる自分を目指してみてください。

太っている人が自己管理能力を上げるためには、ダイエットを成功させることがオススメではありますが、自己管理できるようになれば自然と痩せていくと思うので、他の方法でも構いません。

まずは、現状を変えるために行動すること。

それが、あなたのお金持ちへの第一歩。

マインドが変わり成長し、見た目も変わり自信がつき、きっと今より良い世界を見ることができると思います。